大内宿(蕎麦、山形屋)
オトナ遠足福島編二日目最初は軽いジャブ。ポピュラーな観光地、大内宿でネギソバを食す。
このネギソバ、箸の代わりに一本のネギで蕎麦を食べつつネギを齧るというなかなか変わったものだった。
大人数の大人が前かがみで辛そうに蕎麦を食べる絵面はなかなかシュールですね。その後、ツアー参加者の購入した蕎麦ソフトを一口いただいたら、後味がそば粉っぽかったりして、とにかく蕎麦づくしの朝でした。
バスに戻ると、みわさんが先ほど購入した男根の置物を披露。普通のお土産屋さんの中に紛れてるモンなのか男根…!
みんな大好きクレイジージャーニーを視聴しながら次の目的地へ。
本宮映画劇場
奥の細道を抜けた先にドーンと構える一面桃色の建物!この建物は本宮映画劇場。昭和38年に閉館するも、館長が定年退職後に映画館を再開しようと40年以上メンテナンスし続けた結果、今では日本唯一になってしまったカーボン式映写機で映画が見られる映画館。
中は壁一面に昭和全盛期なポスターやのぼりがいっぱい!
貴重なカーボン式映写機で、いろんな映画フィルムの一部を繋げた館長オリジナルのスペシャル映像を見せていただきました。ちなみに内容は、2割今も健在な女優の若かりし頃の映像、8割ポルノ映画。
中でも参加者間で話題になったのは、裸で奇抜なポーズでバイクに乗ったり、タンデムしながらセックスする破天荒な映画「狂走セックス族」でした。ほんの一部の映像を見ただけだったのに、全編を通して見たい、見た過ぎる…がDVD化はされていない模様!無念極まりない!!ここで見たタンデムセックスを、私は一生忘れないで生きていこう…
その後、昼食はアサヒビール園でジンギスカンをいただきました。さっきまでの映像が嘘だったかのような社員旅行感。
下里セメント工業
参加者のお兄さんが「これマッドマックスじゃん」って言っててひとしきり笑った。スパイダーマンが壁登ってたり、カエルの音楽隊がいたり、絶対にあかんそうなキャラクターがいたり、ほかにもたくさんのオブジェが煩雑に置かれているが、キマってる顔した奴が多かった。思わず笑顔になる。
お気に入りは、像もよかったんだけど、作業場においてあった「酒と女は二合まで」と書かれたひょうたん型の板。
かっぱ村
下里セメント工業の社長が、町おこしのために大量のかっぱのオブジェを作ったが、病気を患ってしまい中々メンテナンスに行けず、現在では回復したもののそのまま放置されているかっぱだらけの村です。入り口はパチスロのゴジラや朽ちたウルトラマン等かっぱ要素は少なめですが、サビサビなゲートの向こうはかっぱだらけ!囲碁するかっぱ、演奏するかっぱ、酒を飲むかっぱ、かっぱかっぱかっぱカエr…かっぱかっぱかっぱカエr…かっぱかっぱ!!みたいな感じ。一面かっぱだらけ(時々カエル)。
生い茂る雑草の間からかっぱを見つけたときはちょっとうれしい気分になるなど、宝探し的な楽しみ方もできたり。
東京駅着
長いようで短かった遠足もサクっと終わってしまいました。その後有志(ほぼ全員参加)の飲み会があったようですが、所用の為帰宅。惜しいことしたなあ…と思いつつも、2日間濃厚な珍スポの旅を満喫できたので満足ということにした。