カニがもう食べたくて食べたくていてもたってもいられなくなったので、通販で蟹を購入した人々の声が聞きたいなと思って「カニ 通販」で検索したら、ペラサイト(=アフィリエイト収入目的で作られたコンテンツが極端に少ないサイト)だらけでマトモな情報が一切見つからずブチ切れた話です。クリックせずにまともそうなブログだけ探せばいい?カニペラサイトはそれはそれはもう多すぎて、そんなレベルをはるかに凌駕していた。
少しアフィリエイト作成側の立場になって調べてみたら、業界ではアフィリエイト始めるなら蟹のペラサイトは作った方がいい!なんてペラサイト推奨アフィブログがわんさか出てくるくらい、蟹は通販アフィリエイトの基本らしい。蟹サイトの作成HowToだけでこんなにあるのかってぐらい。SEO対策はこれでバッチリってわけですね。憎たらしいったらありゃしない。
google先生はパンダだとかペンギンだとかKAWAIIを前面に押し出しつつ、頻繁に検索のアルゴリズムを変更して低質なサイトの順位を下げようと頑張ってるみたいだけど、全然ユーザが実感できてないのが現状ですよね。
先月2月3日にも、サイトの品質評価アルゴリズムの改善のお知らせhttps://webmaster-ja.googleblog.com/2017/02/for-better-japanese-search-quality.htmlとかなんとか出てたけど、最近は2ch系まとめサイトとかキュレーションメディアに向けた対策しかやってないのかな?それにしてもNEVERなんかいまだに真っ先に出てくるのは変わってないみたいだけど…。
コンテンツ数が10件以上のサイトを優先的に表示するとか、同じ文章が既に存在していたらオリジナルを先に出すとか、やりようはいっぱいあるだろうけど、やっぱり難しいものなのかなあ。google、もっと頑張ってくれよホント!(切実)
最低限度の抵抗として、URLに「かに」を含んでるサイトを除外して検索してみたりしました。
(サイトのURLに日本語のキーワードを入れるのはSEO対策の基礎だそうです。)
検索ワードから特定ワードを含むURLを除外した検索は「-site:○○(キーワード)」で行える。知ってても意外と使う機会ないよねコレ。
検索ワードは「蟹 1kg 2人前 -site:kani -site:カニ -site:かに」となんとも不格好なものになったけど、これでも全然ペラサイトは除けない。もしや、普通に通販で蟹を楽しんでる個人ブログなんて、この世に存在してないのかな?
結局楽天で口コミ評価の高い蟹を素直に購入するときの敗北感。
なにも負けてないんだけどさ。
なんかあるじゃない。
この大きな敷かれたレールから逃れられないような切なさよ…。
ちなみに今回の通販蟹検索中に、「そういえば、カニがモンスター化したパニック映画ってないよな」と思って調べてみたところ、ありました。
さすハリ(さすがハリウッド=サンの略)、かゆいところに手が届く。
その名も「ビッグ・クラブ・パニック」。期待を裏切らない、和訳チームの親しみやすいタイトルセンス。(原題はQueen Crab)
サブタイトルの「超!巨!大!蟹!大!襲!撃!」もなかなか気に入りました。
DVD発売日が2016年10月5日と意外に最近だったにも関わらず、巨大蟹をCGではなくパペット・アニメーションで再現するという謎のこだわりがキラリと光ります。
これは気になる、見なければならない、そう思って近所のTSUTAYAに行ってみたけど、なんと「ビッグ・クラブ・パニック」は在庫がなかったのです。
悲しい。
悔しい。
スティーブン・セガール作品コーナーがレンタル棚を一列占拠してるぐらいのTSUTAYAだから、絶対にあると信じてたのに。
蟹の検索で挫折し、TSUTAYAでも蟹で挫折するとはな。恐れ入った。