ちなみにサブタイトルは「辞書にない最新ポルノ英語を読みこなす2倍楽しめる本」
タイトル通り、この本は英和辞書。ただし、ポルノ用語専門英和辞書です。
受験生の知り合いにあげようと思って購入したんだけど、友人に全力で止められたため現在も私の手元にあります。
「penis(男性器)」なんてメジャー単語から「buttered bun(ショートタイムの客で数をこなす娼婦)」「piss elegant(インチキでも煌びやかに装っているホモの奴)」「rut(発情。特に動物に対していう。)」なんてたぶん一生使わないスラングまで、エロい単語だけガッツリ詰まった250ページの辞書。
また、巻末には応用編なのか、英語の官能小説も付いてる。挿絵も付いてるしお得感倍増!(なお読む気はしない)
辞書なんか社会人が普段生活している中で読む機会なんてよっぽどないけど、この辞書が役に立った瞬間が1度だけあった。
(ちなみにここからは私が壊滅的に英語ができないことを前提としてお読みください。)
宇多田ヒカルのニューアルバムについて話してるときだったか友人が
「遠距離恋愛になった彼氏がすぐ新しい女とセックスしてると思ってる曲がさ~」
と言い出した。そんな曲あったかな…と思って詳細を聞くと、ULTRA BLUEの「Making Love」の中にそんな歌詞があると。
何度か聞いたことはあったけど、そのようなメッセージが秘められているとは全く知りませんでした。この曲のサビは
あなたに逢えてよかった この町でも頑張ってね
新しいお部屋で君はもう Making love
前置きが長くなりましたが、ここでやっとこの「ポルノあらかると辞書」が火を噴く時が来ました。
曲題にもある「Make love」こちらを調べてみると
make love ν.(俗)性交する。 Somehow I was able to make love to her in the car.
もうまさに!!まさにそのまま!!全然秘めてない!!タイトルにも掲げてる!!しかも例文にカーセックスを出してくる!!!!
この本(と友人)がなければ、私は一生この曲を「遠距離恋愛が始まって寂しいけど強がってる大人の女性の曲」だと思い込んでいたわけです。これがこの本が初めて役に立った瞬間でした。以上です。
ちなみにこの私が買った辞書は2巻らしい。
全四巻構成だけどいつの日かコンプリートできるだろうか。