噂の水タバコ、シーシャを吸ってみた話


水タバコ。
名前ぐらいは聞いたことがあったけど
水通すタバコなんだろなぐらいの認識でした。


この前初めて行った都内のバー。お客さんはいなかった。
一番奥のカウンター席に着席したら
目の前に50cmぐらいあるガラスのタワーが
そびえ立っていた。
これなんですかと聞くと、待ってましたと言わんばかりの表情で
マスターがシーシャという水タバコだと教えてくれた。
初めて見た水タバコに質問をいくつかしていると
なにやらマスター、機嫌が良かったのか
少し吸わせてくれることになった。


塔の頂上の皿にフレーバーとタバコの葉を混ぜ込んだ素と炭を入れる。
その上にアルミホイルを被せて、息を吹き込んで火をつける。料理っぽい。
ちなみにフレーバーはいくつも種類があるらしくて
ブルーベーリー、ストロベリー、バニラ、ココナッツと
フルーティなやつが多いみたい。
ちなみにマスターは何も言わずにストロベリーをチョイスしていた。



私は普段BOHEMの6ミリかcasterの5ミリを吸っているので
それと比較する感じで感想をば。


吸い口が冷たくて気持ちいい
鉄でできた丸い吸い口はひんやりしていて
咥えると気持ちいい。ただし最初の一吸いまで。


吸引力がいる
長い管を通して吸うわけだから、いつもの紙巻とリーチの差がありすぎる。
当社比3倍ぐらいの力で吸わないとしっかりでてこないものだから
結構体力がいる。煙草を吸って疲れるという稀な体験ができる。
吸ったときに水がポコポコするのはちょっと風流。


軽くてフレーバーの主張が強い
めちゃくちゃ吸わなきゃいけないわけだけど、
とにかく軽いからむせたりしない。
あと今回はストロベリーフレーバーだったんだけど
もう頭の中まで苺の匂いがしそうなくらい苺だった。
煙草というより禁煙用の水蒸気でる電子煙草みたいなイメージで
あまり煙草を味わっているという感じはしないかも。


吸い続けて40分、ゆっくり吸って2時間
とにかく長時間吸える。
しかし1回1000円と割高だ。
得なのかどうなのかと聞かれると、

紙巻煙草がゆっくり吸って1本5分なら
420円 / 20本 = 21円/本
21円 / 5分 = 4.2円/分 とすると

シーシャは
1000円 / 120分 = 8.33円/分

ということでコスパとやらで考えると得ではない。
けれどオシャレだとか、いろんなフレーバーを
楽しむにはいいですね。